当院について

3月のおはな

GIFT(ギフト)法・ZIFT(ジフト)法

受精する前の精子と卵子を卵管の中に移植する方法をGIFT(ギフト)法といい、受精卵を卵管の中に移植する方法をZIFT(ジフト)法といいます。

GIFT(ギフト)法では、体外受精と同じように排卵誘発や採卵を行って得られた卵子を、精子とともに細いチューブで卵管の中に移植します。採取した精子と卵子を受精させる前に子宮に戻すため、体外受精より自然妊娠に近い方法といえます。

ZIFT(ジフト)法では、体外受精によって得られた受精卵を卵管の中に移植します。

移植は腹腔鏡を使うため、卵管周囲の癒着や卵管采の異常などが見つかるメリットもあります。ただし、どちらの方法も卵管を使うため、卵管に異常がないことは実施の条件となります。

また、腹腔鏡手術では、全身麻酔下でおなかの一部に穴をあけて卵管にチューブを差し込む手術になるため、身体的負担が大きくなるデメリットがあります。

ZIFT法は受精卵を培養する技術、移植時に全身麻酔を行える設備や腹腔鏡カメラがそろって初めて実施出来る治療法です。その為、現在当院を含め全国で5~6施設しか実施出来ません。(GIFT法は当院では行っていません)

ZIFT(ジフト)法が有効なケース

ZIFT(ジフト)法が有効なケース

ZIFT(ジフト)法は、体外で培養することが難しかった時代に治療成績の向上の一つして開発された方法です。その後、培養技術の進歩で初期胚や胚盤胞を用いた今日の通常の子宮内移植ができるようになりました。しかし受精卵が成長していく過程でストレスの多い体外培養環境では何度トライしても胚盤胞にならないことがあります。そのような方や通常の移植ができない方にZIFT(ジフト)法をお勧めしています。

ZIFT(ジフト)法の良いところは、シャーレの中で受精しているか確認ができること、受精卵を早い時期に卵管に戻すため培養条件の問題や、移植の問題が解消されることなどがあります。欠点は、卵管に異常がある場合は使えないことです。

妊娠率を高めるメカニズム

受精卵を早い時期に培養環境の良い卵管内に戻すため体外条件の問題を最小限にすることができます。

ZIFT(ジフト)法の治療成績

2000年から2013年 54症例 臨床妊娠率22.2%  生児獲得率 14.8%

麻酔専門医の管理による全身麻酔下で1時間程度の腹腔鏡を使用した卵管内移植術をおこないます。手術後は数時間横になって休んで頂いて帰宅する日帰り入院となります。

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