| 第49回日本不妊学会総会・学術講演会 | |
| 平成16年9月2日~9月4日 旭川グランドホテル | |
| 反復ART不成功例に対する laser assisted hatching施行例の検討 | |
| 橋本 洋美、後藤 栄、北川 勝、泉 陽子、吉村 由香理、坪内 美紀、 笠原 優子、門間 千佳、渡部 純江、松木 俊英、徳江 繭子、江口 素子、塩谷 雅英 (英ウィメンズクリニック) |
【発表の概要】
【目的】ZILOS(HAMILTON THORNE BIOSCIENCES,USA)を用いたlaser assisted hatchingは操作が簡便であり安全性に優れているとされているが、本邦においてその臨床報告はまだ少ない。そこで2回以上反復してARTが不成功であった症例に対しlaser assisted hatchingを施行しその効果について検討した。
【方法】波長1480nm, Class 1, infrared laserを使用したZILOSを用いて移植初期胚にassisted hatchingを行った。透明帯の3カ所に各190mW~300mWを0.0015秒ずつ照射し開孔した。2004年2月~3月に2回以上反復してARTが不成功であった11症例、11周期に対し、同意を得てlaser assisted hatchingを行った初期胚を用いた二段階胚移植を施行した。
【成績】症例の平均年齢38.6歳(35~43歳)、平均ART回数6.4回(3~16回)であった。 このうち1症例に単胎妊娠がみとめられた。laser assisted hatchingの操作は簡便であり胚あたりにassisted hatchingに要した時間は極めて短時間であった。
【結論】laser assisted hatchingは操作が簡便で短時間で施行でき、反復ART不成功例に対して有用な方法であることが示唆された。