| 兵庫県産婦人科学術講演会 | |
| 平成13年6月24日 神戸市 | |
| 当院における胚盤胞期胚の凍結保存・融解胚移植について | |
| 英(はなぶさ)ウィメンズクリニック 塩谷 雅英、橋本 洋美 兵庫県立北部農業技術センター 福島 護之 |
【発表の概要】
はじめに:近年、胚盤胞移植の有効性が確認されつつあるが、胚盤胞期での余剰胚を安定した成績で凍結・保存できる技術が必要である。
【対象】平成12年5月から平成13年4月までの間に当院で、余剰胚盤胞を凍結保存した35例(凍結保存胚盤胞75個)、融解を行った9例(胚盤胞19個)
【胚盤胞の凍結保存方法】エチレングリコールを凍結保護物質として用い、プログラムフリーザーを用いた緩慢凍結法
【結果】凍結保存した胚盤胞の融解を行った9例中、7例に生存胚盤胞を移植した。融解胚盤胞の生存率は52.6%(10/19)であった。融解胚移植後4例に妊娠を認めた。
【まとめ】エチレングリコールを凍結保護物質として用い、プログラムフリーザーを用いた緩慢凍結法で、余剰胚盤胞の凍結保存、融解胚移植を行い良好な成績を得た。