はなぶさ ブログ

2月のおはな

培養室ってどんなところ その11 取り違えを起こさない

当院では、お預かりした精子、卵子、受精卵の取り違い防止のためバーコード認証システムを採用しております。
下記写真のように、精子調整に用いる採精カップの蓋と本体、精子チューブにそれぞれにバーコードを貼付し、

精子チューブ1本1本を調整開始前、調整後、全ての工程で目視によるWチェックでの確認後、バーコードによる認証を実施しています。

また、これらの照合記録は、認証システム内にログとして残っていきます。そのため、いつ、誰が、どこで、どの操作の照合をしたか容易に確認することができます。

次に培養Dish認証方法です。

左の写真のように、培養Dishの蓋と本体側の側面にバーコードを貼付しており、受精卵を観察する際に目視によるWチェック後、バーコードによる認証を実施しています。


このように、当院ではスタッフ間の目視によるWチェックに加え、バーコード認証システムを取り入れたトリプルチェックによって確認を行っております。
次回は、次回は培養液の管理についてお話させて頂きます。

 

下記のリンクもご参照ください

英ウィメンズクリニックホームページ 掲示板 取り違え防止について

 

以前の記事もご参照ください

培養室ってどんなところ

培養室ってどんなところ その2

培養室ってどんなところ その3 優しい「光」

培養室ってどんなところ その4 精液検査

培養室ってどんなところ その5 SMASによる精液検査

培養室ってどんなところ その6 培養器って?

培養室ってどんなところ その7 卵にいいガス濃度

培養室ってどんなところ その8 24時間モニタリング

培養室ってどんなところ その9 受精卵の観察

培養室ってどんなところ その10 卵に優しい観察

 

(文責:[胚培養士] 古橋 孝祐 [理事長] 塩谷 雅英)