はなぶさ ブログ

2月のおはな

多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)の病態と治療について その1

前回、女性なのに男性ホルモンが多いってどういうこと? その1 その2で、女性なのに男性ホルモンが少し増える原因として多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)が多いというお話しをしました。

では、そのPCOSとはどんな病態なのでしょうか。まずは定義をお示しします。
1.月経異常:無月経、希発月経、無排卵周期症のいずれか
2.多嚢胞卵巣:両側卵巣で多数の小卵胞が見られ、少なくとも一方の卵巣で2~9mmの卵胞が10個以上存在する
3.血中男性ホルモン高値、またはLH基礎値高値かつFSH基礎値正常

の3つをすべて満たすこと

言葉で説明されてもちょっと分かりにくいですよね。

 

上の図に模式的に示していますが、要するに排卵しないで残った卵胞がいくつも並んでいる状況が多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)と考えて良いと思います。

ではどのように治療していくのでしょう。

次回はそのお話をしたいと思います。

 

(文責:医師部門 江夏徳寿、理事長 塩谷雅英)