はなぶさ ブログ

5月のおはな

不妊治療でよく使われるピルのお話 その2

今回は「ピル」の種類についてお話しします。

ピルにはさまざまな種類や分類があります。
含まれる卵胞ホルモンや黄体ホルモンの新旧による世代分類、
1周期中の用量の変化の有無で1相性、2・3相性という分類、
休薬の期間があるかいないかで21錠タイプ 28錠タイプ、
ホルモン含有量の多い少ないで中用量、低用量、超低用量などの分類があります。

これらの種類の違いで、飲みやすさ(簡便さ)や副作用の少なさ、使用目的などが変わってきますので、それぞれの場面で個人に合ったものを選んでいくことになります。

飲み方は、1日1錠を決まった時間に毎日服用します。
3週間服用して、1週間お休みしてその間に生理のような出血がある21錠タイプと、4週間ずっと服用を続けますが、そのうちの最後の1週間はホルモンの含まれない錠剤を服用する28錠タイプがあります。どちらも実際に薬を服用しているのは3週間なのですが、28錠タイプは毎日服用があることで飲み忘れしにくいという特徴があります。

(ピルの一例) MSD株式会社ホームページより

ちなみに避妊目的の使用は承認された適応症ですが、保険は適応されませんので自費となります。

次回は、ピルの避妊以外の使用について、ピルの副作用についてお話ししたいと思います。

 

以前の記事はこちらからお読みいただけます。

不妊治療でよく使われるクロミッドのお話

不妊治療でよく使われるレトロゾール(フェマーラ)のお話

クロミッド or レトロゾール その違いは? その1

クロミッド or レトロゾール その違いは? その2

クロミッド or レトロゾール その違いは? その3

不妊治療でよく使われるHMGのお話 その1

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不妊治療でよく使われる点鼻薬のお話 その1

不妊治療でよく使われる点鼻薬のお話 その2

不妊治療でよく使われるピルのお話 その1

 

(文責:[生殖医療薬剤部門] 山本 健児 [理事長] 塩谷 雅英)