はなぶさ ブログ

10月のおはな

胎児超音波ドックが開設されました!

9月より当院でも初期胎児ドックが開設されました!

これまで無事妊娠していただき、当院をご卒業された後は、赤ちゃんのフォローは妊婦健診の施設にお任せという形にならざるを得ず、歯がゆい思いをしておりましたショボーン
本当は分娩まで診させていただけるのが何よりなのですが、さすがにそれはできず…汗①

でもせっかく当院で授かっていただけた大事な命、ご両親のご希望があれば、初期に見つけられる異常についてはしっかり検査した上でご卒業していただきたい…

そんな思いから、この度胎児超音波ドックを開設することとなりました。

出生前検査としては非侵襲的な検査として超音波検査、NIPT(出産時点で35歳以上の方が適応で、現時点では国から定められた施設でしか実施できません)、クアトロマーカーなどの採血検査、OSCAR検査(*1)などがあり、侵襲的な検査としては絨毛検査、羊水検査があります。
当院ではこれまでクアトロマーカー、羊水検査(16週ごろ)のみ実施しておりましたが、今回FMF(Fetal Medicine Foundation)の初期胎児スクリーニング資格(*2)取得医師による、胎児スクリーニング超音波を実施します(今後はOSCAR検査なども導入予定あり)。

妊娠11週~13週台で超音波検査を実施し、それをもとにFMF下記4資格取得者のみが使用できるリスク計算ソフトを用いての13、18、21トリソミーのリスク計算を行い、ハイリスクが疑われた方には遺伝カウンセリングにて絨毛検査や羊水検査など追加検査のご提案もさせていただきます。

 

 

*1:超音波によるNT測定と胎盤から産生されるPAPP-A/free-βhCG採血測定により13.18.21トリソミーリスクを評価するコンバインドテスト

*2:FMFはイギリスを本部とする胎児医学の研究団体で、胎児超音波や妊娠中の子宮の計測の診断に資格者の規定を定めており、初期スクリーニング資格としてNT資格・鼻骨資格・三尖弁逆流資格・静脈管血流資格が定めらています

 

以下の記事もご参照ください

出生前診断_検査方法によるメリットとデメリット

 

(文責:[医師部門] 林 奈央)