はなぶさ ブログ

2月のおはな

ホルモン補充周期か、自然周期か。凍結融解胚移植における選択について

体外受精や顕微授精によって得られた受精卵を一旦凍結して、卵巣や子宮の状態を整えてから移植する方法を凍結融解胚移植と呼びますが、その移植スケジュールにも選択肢があります。

自然排卵周期での移植かホルモン調整人工周期での移植かという選択です。

自然排卵周期とは、排卵の時期にあわせて移植する事によって排卵後の黄体から出されるホルモンを利用する方法で、使用する薬剤の量が少なくて済むというメリットがあります。

一方でホルモン補充周期とは、月経周期の開始直後からホルモン製剤を使用する事によって卵胞の発育を抑え、排卵を起こさせないようにして、黄体からのホルモンの代わりにホルモン製剤を使用します。

排卵が安定しない方でもスケジュールを調整しやすいというメリットがあります。

さて、選択肢が存在するのはいいのですが、気になる妊娠率はどうなんでしょうか?

次回以降でその様な疑問に答える研究を紹介したいと思います。

 

以前の記事もご参照ください

ハナブロテーマ 「凍結融解胚移植」

 

(文責:医師部門 江夏 徳寿、理事長 塩谷 雅英)