生殖医療の最先端の研究会を神戸で 第23回神戸MARE研究会に参加しました
先週の1月19日土曜日に開催されました、第23回神戸MARE研究会に参加してきました。
神戸MARE研究会は、年に2回開催されていて、神戸に居ながらにして生殖医療の最先端の情報が得られる研究会です。
MARE研究会という名前は、生殖医療に関連する単語、
Menopause
Andrology
Reproduction
Embryology
の頭文字を取ったものだそうなのですが、
MAREには、「海」という意味もあって、港町神戸と女性の汐の満ち引きをイメージして命名されたそうです
今回も興味深い2つの講演を聞くことができました。
「女性ホルモンに着目した更年期からの健康管理」
では、閉経前後の症状や疾患と女性ホルモンの関係やホルモン補充療法の有用性などのお話をいただきました。
「生殖補助医療の現状 広島HARTクリニックにおけるARTについて」
では、ガラス化凍結法の変遷、Piezo ICSIの有用性、ライムラプス培養の活用など幅広いお話をいただきました。
会場が英ウィメンズクリニックのすぐ近くということもあって当院からも多くのスタッフが参加して勉強してきました。
今後の診療に活かして行ければと思います。
講演会の後には情報交換会もあり、他施設の医師や胚培養士、看護師さんたちとの交流や情報交換も行われて、とても貴重な機会となりました
学会や研究会には積極的に参加して最新の情報を収集、評価し、最先端の医療の提供を目指しています。
(文責:[不妊コーディネーター部門] 山本 健児 [理事長] 塩谷 雅英)