はなぶさ ブログ

2月のおはな

血液型で妊娠率は変わる? 血液型と妊娠率の科学的検証① 患者背景について

血液型による性格の違いなどは良く耳にしますが、信じる、信じないは別として、自分の血液型を知らない方はほとんどいないでしょう。

 

私たちにとって非常に身近な血液型ですが、A型に比べてB型が少なかったりすると、そもそも妊娠率に差があるのでは?

と疑ったりする方もいるかもしれません。
今回は、この様な都市伝説的な話題を科学的に検証した研究をご紹介したいと思います。

 

Association between ABO blood type and live-birth outcomes in single-embryo transfer cycles

(ABO血液型別にみた胚移植の出産の結果)
この研究はアメリカのPereira氏らによって2017年のFertility and Sterility誌に発表された論文です。
この研究では40歳未満の女性で体外受精を行い、新鮮単一胚移植を行ったアメリカ人女性2329名を対象として調査しています。

 

まず、調査対象者の基本情報を見てみましょう。

 

人数ではO型が最も多く915人で次いでA型の897人です。

次いでB型でAB型が最も少ないというのは日本と同じような感じです。

 

年齢は全ての群で35歳弱というところで各群間での差は認めていません。

人種も全ての群で白人が6割前後で最も多くなっています。

 

不妊症の原因としては男性因子と複合因子(男性因子+卵管因子など)が最も多くなっているようです。

 

さて、妊娠率に差はあるのでしょうか!?

 

次回からは結果を見ていきましょう。

 

 

(文責:[医師部門] 江夏 徳寿 [理事長] 塩谷 雅英)

 

アメンバー募集中です。アメンバーの申請はこちらから。

メッセージはこちらからお送りいただけます。ご質問等もお待ちしております。