はなぶさ ブログ

5月のおはな

『ハナブロQ&A』 (凍結融解胚移植 ホルモン補充周期のお薬開始のタイミングについて)

ご質問
突然申し訳ありません。
お聞きしたいことがあり連絡しました。
他県で不妊治療をしている、41歳のものです。
今周期が移植周期で、生理がきてエストラーナテープを貼ったのですが、本格的な出血がなく、

生理じゃなかったかもしれなくて、エストラーナテープはこのまま貼っていても大丈夫なのかをお聞きしたいのです。
通院している医療機関は土日がお休みのため教えていただけますでしょうか。

 

 

 

お答え

 

いつもハナブロをお読みいただきありがとうございます。

ご質問ありがとうございます。
移植周期で月経開始後からエストラーナテープを開始されたとのことですので、ホルモン補充周期で凍結融解胚移植をされるということかと思います。

ホルモン補充周期は女性ホルモン(前半は卵胞ホルモン、後半は卵胞ホルモン+黄体ホルモン)を使用して子宮の内膜を、移植に適した状態にしていくものです。

前半の卵胞ホルモン(エストラーナテープ)は子宮内膜を厚くしていく目的と、卵胞を発育させない(排卵を起こさない)目的があります。

当院では月経開始の翌日(月経周期2日目)からエストラーナテープを開始します。
前述の使用目的からすると、いつから始めるかというのはそれほど厳密なものではなくても良いと考えられます。

もともと、月経の開始というのはわかりにくいこともあるものですし、始まる時刻もまちまちです。
少量でも出血があったのであれば月経がはじまったと判断してもよいと思います。
また、卵胞を発育させないという目的からしますと、早めに開始されたことは悪くないでしょう。

結論としては、そのまま継続されることで大丈夫だと思います。

移植がうまく行かれますよう、心よりお祈りしております。

以前の記事もご参照ください。

不妊治療でよく使われるエストラーナテープのお話 その1

不妊治療でよく使われるエストラーナテープのお話 その2

『ハナブロQ&A』 (エストラーナテープの貼り替えについて)

 

 

文責:[生殖医療薬剤部門] 山本 健児  [医師部門] 江夏 国宏

 

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