はなぶさ ブログ

10月のおはな

『ハナブロQ&A』 タイミングが早すぎると精子は古くなってしまい流産しやすくなったりしない?

ご質問
こんにちは。

以前に江夏先生が「精子は射精後48時間を過ぎるとよくない?」といった旨のことを書かれていたのを拝見したのですが、それに関して質問があります。

精子は貯めないほうが良いと聞くので排卵日の1週間くらい前から1、2日に一度タイミングを取っています。

 

なので排卵時には新しい精子も待っている状態だとは思うのですが、もしも例えば4日前とかの古いタイミングの精子が先に受精卵に入ってしまう場合を考えれば、むしろ排卵の48時間より前のタイミングは避けたほうがいいのでしょうか?

(年齢的に時間があまりなく、できるだけ流産を避けたい場合)
年齢的に時間が少ない中で化学流産が続いているので、こういった事も原因なのかなと少し不安になりました。
どうぞよろしくおねがいします。

 

 

 

お答え

 

いつもハナブロをお読みいただきありがとうございます。
ご質問ありがとうございます。

ご質問のもとになった記事は、排卵前48時間にタイミングをとるのが最も妊娠率が高いという報告についてでしょうか?
タイミングは毎日?空けた方がいい?

排卵日より少し前がいいというのは、タイミング法の場合、精子が子宮、卵管を通って卵子までたどり着くタイムラグによるものと考えられます。
一方、排卵日より3日以上前の精子だと、排卵までに精子が死んでしまって受精の確率が下がると考えられます。
ただ、死んでしまった精子は基本的に受精しませんので、排卵日までのタイミングが長かったからと言って流産率が高くなることはありません。
報告では排卵日の週に毎日タイミングをもたれるカップルの妊娠率が、排卵日にあわせて1回だけタイミングをとられる方より2倍以上妊娠率が高くなっています。
なので、排卵日より48時間以前のタイミングについても心配しなくても良いと思います。

むしろ、タイミングは多い方が確率はあがります。
コロナで大変な時期ですが、夫婦仲良く乗り越えましょう!

 

 

 

文責:[医師部門] 江夏 徳寿  [理事長] 塩谷 雅英

 

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