はなぶさ ブログ

2月のおはな

アーティスト 尾嵜優美さん(スプツニ子!さん)にご講演いただきました

去る12月某日、アーティストの尾嵜優美(ひろみ)さんにお越しいただきご講演を賜りましたのでレポートしたいと思います!

講師の尾嵜優美さんは、スプツニ子!さんというお名前でもよく知られているのではないでしょうか。
https://sputniko.com/

 

 

尾嵜優美さんは数学が大好きとのことで、Imperial Collage Londonで数学やコンピューターサイエンスを学ばれていたそうです。

その時に女性がとても少なかったことから、いろいろな思いを抱き、芸術の道へ進まれたとのこと。
 

ロンドンのRoyal College of ART在学中に作られた作品「Menstruation-Machine(生理マシン)」が一躍脚光を浴び、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にも展示されたそうです。

 

https://sputniko.com/Menstruation-Machine より引用

 

 

そのような経緯もあって、これまでMIT(マサチューセッツ工科大学)や東京大学でも教鞭をとられています。
また、世界経済フォーラムのYoung Global Leaderにも指名され、お務めとのこと。

その他、NHKをはじめテレビなど多方面でご活躍され、よくご存知の方も多いのではないかと思います。

さて、そんな尾嵜優美さんは、ジェンダーや生命倫理をテーマとした作品を創られるARTistということで、当院で行っているART(高度生殖医療)とも深いつながりがあるように感じます。
ご講演では、Speculative Design(スペキュラティブ デザイン)=問題提起・議論するデザイン

という考え方を示され、女性ならではの立場からいろいろなお話がありました。
 

 

 

たとえば、
「社会はこんなに変わっているのに原始時代から変わらない妊娠のタイムリミット」という問題について、

「もし女性が妊娠出産のタイムリミットから解放されてもっと自由に自分の人生をデザインできたら?」

という将来をイメージしたデザインで、卵子の凍結保存について、社会における認知を高める活動をされているとのこと。

ご自身の体験も踏まえ、現状の認知の低さやハードルの高い現状を、いずれはカルチャーに変えていきましょうということで、卵子凍結や不妊治療を企業の福利厚生でサポートできるよう支援する活動も行われています。
海外ではそういった制度が多くの大企業ですでに導入されているとのこと。

子供を望まれる女性にとって、あるいは日本の社会にとっても、大変有意義なご活動だと感じました。
英ウィメンズクリニックでも何らかの形でお役に立てればいいなとの思いが強くなりました。

本講演会には、当院理事長をはじめ、医師、コメディカルスタッフ30名以上が参加し、熱心に耳を傾けていました。

ご講演の中の、
「人の発想が変われば世界は変わる!」

 

という言葉はとても印象に残っています。

尾嵜優美先生、お忙しい中貴重なご講演ありがとうございました。

 

文責:[不妊コーディネーター部門] 山本 健児  [理事長]  塩谷 雅英

 

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