英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

漢方・ヨガ・アロマの部屋

はなぶさコラムス

不妊体質の改善の方法の中でも漢方・ヨガ・アロマについて取り上げていくコラムです。 体質改善ページの詳細はこちら

第12回 精油の瓶はなぜ遮光瓶なの?(2006年2月)

先日、4階の新しいケアルームにお越しいただいた患者さまから「どんな精油メーカーが良いのですか?」と質問をいただきました。みなさまは購入の際「これ 買おう」と決めるポイントは何ですか?「香り」や「お値段」をチェックするのは当然ですよね。でも、他にも確認していただきたいポイントを今日はお話した いと思います。

(1) 精油の入れものは遮光のガラス瓶であること。これは大切なポイントです。表題の「精油の瓶はなぜ遮光瓶なの?」の答えは、精油は光にとても弱く、遮光で透明な瓶だと、精油はたちまち酸化してしまい、質が落ちてしまうからです。瓶のキャップには1滴が0.05~0.06mlの範囲で滴下できるドロッパー の中蓋がついていることも条件です。これは私たちが使う際の安全性ももちろんですが、キャップを開けた時に空気に触れて酸化するのを、できるだけ最小限に とどめるため、という理由もあります。

(2)100% ピュアでナチュラルな精油であること。これは原料となる植物が、農薬や化学肥料、合成香料など一切混ぜられていない、無農薬有機栽培(オーガニック)のも のでなければなりません。粗悪な精油になると、ローズといいながら、実はゼラニウムやパルマローザを混ぜているということもあります。希少価値で高価な精 油は偽和の対象になりやすいようです。

でも、混ぜ物や偽物を見抜くのは難しいですよね。100%ピュア&ナチュラルを証明するものは、成分分析しかありません。品質管理に気を配るメーカーであれば、精油を抽出したロットごとに、内容成分表が付いています。

(3) お店の商品の保管方法もチェックして下さい。回転率が悪く、古いオイルをいつまでも陳列している、高温になる場所に置いているお店は、いくら質のよい精油 であっても、お店の中で質が落ちていることもあります。信頼のおけるお店で購入する、最終的にはこれが一番よいのかもしれません。香りを楽しむだけでな く、マッサージや入浴で体内に取り込んでいくこともある精油です。身体に取り入れるものはぜひご自身の目でチェックして、安全で安心できるものをお使い下 さいね。

ナチュラルフローラでは、プロが選んだフランス直輸入の最高の精油をご用意しております。是非お気軽にご相談くださいね。

*執筆*
アロマケアルーム「ナチュラルフローラ」
AHCP認定プロフェッショナルアロマセラピスト
清水 佐和子

 

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