英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

理事長コラム

はなぶさコラムス

当院理事長 塩谷雅英が毎日の診療の中、見えてきたこと、皆様に是非お伝えしたいことなどをつづったコラムです。

当院の医学会活動について(2009年9月)

―――――ホームページの「当院の活動」―――――は情報満載です

読売新聞のアンケート調査によれば、2007年度の1年間に当院での治療の結果妊娠された患者様数は全国で3番目に多いものでした(1337名)。このように当院は多くの患者様の治療を担当させていただいております。いうまでもなく、現在当院に通院して下さっている多くの患者様に、より良い、最高の医療を提供することが大切と考えておりますが、同時に日本中で、あるいは世界中で不妊に悩んでいる方にもお役に立てるよう貢献する責務があると考えております。このような考えから、2000年の開院以来、国内、あるいは国外の医学会において、当院の治療成績を公開し、あるいは当院で独自に開発した新しい治療方法を発表して参りました。この10年で、学会発表や論文総数は優に150を越えております。昨年、スペインのパルセロナでヨーロッパ生殖医療学会が開催され、私もこの学会に参加して参りました。このとき、フランスの医師が「2段階胚移植が有効であった」と発表されました。この2段階胚移植は、滋賀医科大学名誉教授の野田洋一先生と当院不妊センター長の後藤栄医師が協同開発したもので、当院が積極的に海外にも情報を発信してきたものでしたので、ヨーロッパでもその有効性を認められていると知り、大変嬉しく思いました。(ただ、当院では、移植胚を1個にしてしかも妊娠成績を良好にするシート法を当院の後藤医師が発案、開発してからは、胚を2個移植する2段階胚移植はあまり行わなわず、受精卵を培養した培養液を注入し、その3日後に胚盤胞を1個移植するシート法をお勧めしています。)

当院が医学会で発表した情報の内容はホームページのトップページ右上の「当院の活動」からご覧頂けます。発表をその内容別に14項目に分類して見やすくしております。これから当院での治療をお考えの方や、すでに当院での治療中の方も治療データを是非参考になさって欲しいと思います。例えば当院の後藤医師が発案し開発したシート法の内容や妊娠率などをさらに詳しくお知りになりたいと思われましたら、ホームページのトップページ右上の「当院の活動」→「シート療法」と進んでいただけますと、シート療法に関係のある発表を見ていただけます。さらに、「→この発表の詳細を見る」に進んでいただけますと、シート療法とは何か、その治療成績はどのようなものか、等詳しく記述しております。ホームページの「当院の活動」は皆様のお役にたつ情報が満載です。是非、皆様の治療に活用していただければと考えております。

院長 塩谷雅英

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