英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

理事長コラム

はなぶさコラムス

当院理事長 塩谷雅英が毎日の診療の中、見えてきたこと、皆様に是非お伝えしたいことなどをつづったコラムです。

クリニック拡張に伴う診療時間の変更について(2010年9月)

いつも当院をお引き立てくださりありがとうございます。

さて、ご質問掲示板にも回答させていただきましたが、来年1月から診察の受付時間を午前8時30分から午後4時までと、診療時間を変更することになりました。夜の診療時間がなくなることでフルタイムのお仕事をお持ちの患者様には通院のご不便をお掛けすることになり、本当に申し訳なく思っております。

掲示板の回答と重複しますが、ご質問掲示板をご覧になっていない方もいらっしゃるかと思いますので、診療時間を変更することになった経緯につきまして、改めて院長コラムとして掲載させていただきます。

このたび診療時間を変更する事になりました理由は次の通りです。
どうか、ご理解を頂けますよう御願い申し上げます。

当院はお陰様をもちまして大変多くの患者様にご支持をいただき、多くの患者様の診療を担当させていただいております。そのため、時として第1待合室、第2待合室ともに混み合って患者様にご迷惑をお掛けすることがありました。また、当院では総勢140名のスタッフ(産婦人科常勤医師10名、産婦人科非常勤医師4名、泌尿器科非常勤医師4名、看護師31名、胚培養部門22名、臨床検査技師7名、受付事務24名、看護アシスタ
ント23名、総務3名、保育士4名、薬剤師2名、鍼灸師1名、遺伝カウンセラー1名、心理カウンセラー2名、アロマセラピスト2名、合計140名)で皆様の診療に当たって参りましたが、朝8時30分から午後8時までの診療時間で診療を行っております都合上、スタッフが分散(午前出勤と午後出勤にわけております)し、時として皆様の待ち時間が長くなってしまい、ご迷惑をお掛けすることがありました。

以上の問題点を解決するため、さらに最先端の設備をより充実させるため、来年1月オープンを期して全面的リニューアルを計画しております。具体的に申しますと、まずは診療フロアーを当ビルの7階、8階に拡張します。7階には、診察室を8室備え、カウンターでインターネットを操作できる待合いスペースを導入するなど、待合いスペースも充実いたします。2階の診療スペースをあわせますと、診察室は12室となります。8階には、最先端の空調システムを備えた胚培養室、採卵オペ室、胚移植室、PGD室、そして、採卵後にゆったりと静養していただけるリカバリールームには18台のベッドを完備します。胚培養室はクラス1000以下のクリーンルームとし、その中には、最新の胚培養庫を35台設置、他にもIMSI専用のライカの高倍率顕微鏡、揺動培養用のTECS装置、受精卵を母胎内にちかい環境で観察・治療できるように改造した新生児用クベースを4台配置するなど、現状の培養室よりもワンランク上の最高の培養環境を実現します。さらに、患者様の待ち時間を短縮できるよう、かつより情報を密に共有しより良い治療をご提供できるよう、カルテを電子化します。これにより、宝塚クリニックを含め、患者様の情報を多くのスタッフが瞬時に共有することができるようになります。会計には自動精算機を導入し、さらなる待ち時間の短縮をはかります。PHSでのお呼び出しやインターネットでのご予約、ご予約通知メールの配信等は従来通りです。

以上の通り、来年1月からは今まで以上に充実した診療体制でより納得していただける医療をご提供出来るようになります。診療予約時間を8時30分から午後4時までとさせていただきますのは、この時間帯に、当院の140名のスタッフが集結することで、より集中・充実させていただくためです。

どうか、以上の事情をお酌み取りいただけますよう御願い申し上げます。

院長 塩谷雅英

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