英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

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研究開発・学会発表

診療・治療

当院で導入した胚培養士人材育成システムについて

  • 日本生殖医学会
  • 2025/4/28~5/1 東京国際フォーラム
  • 当院で導入した胚培養士人材育成システムについて
  • 古橋孝祐・片田雄也・角本知世・岸加奈子・江口素子・田中里美・吉田美緒・柴原浩章・
    岡本恵理・苔口昭次・塩谷雅英

【目的】

胚培養士は生殖補助医療における重要な役割を担うスタッフであるが、その人材育成プログラムや人事評価は、各医療機関によって異なり、胚培養士という職種の特異性として専門的な知識・技術が必要であるにも関わらず、その働きが可視化しづらく適切な評価が行うのが難しい場合がある。そこで当院では、胚培養士のモチベーション向上を図るために、従来の人事評価制度を見直し、新たな人材育成システムとして再構築したので、その成果について報告する。

【方法】

2019年10月に外部コンサルタントである『あしたのチーム®』と提携を行い、新しい人事評価システムを導入した。評価方法としては、各個人が目標を立て、目標に対して行動した取り組みを評価する「質的評価」(コンピテンシー)と、具体的な数値目標(顕微授精成績、胚盤胞発生率、業務改善提案件数など)に対する達成度を評価する「量的評価」(MBO;Management By Objective)の2つを要素を組み合わせ、被評価者と評価者が定期的に面談を行い総合的に評価した。

【結果】 

 今回、新しい人事評価システムを導入することで、各スタッフの目的意識が明確化され、どのように達成していくか自己の行動を見直す良い機会となった。加えて業務改善提案件数が向上したことや、各培養成績について各スタッフがより意識するようになり、胚培養士スタッフの意識の変化が感じ取れた。また、被評価者と評価者が面談を通じて評価を行うため、必然的に面談する機会が多くなり、コミュニケーションがより活性化された。

【考察】

個々の目標を明確化していき、目標への到達度を適時判断していき、モチベーションを向上させる重要性が再認識された。しかしながら、評価方法が煩雑であるという意見もあることから、より簡素化した方法を考慮する必要性も感じられた。人事評価制度を人材育成の場として捉えることで、培養室の安定した運営の一助になることが考えられた。

 

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