研究開発・学会発表

4月のおはな

産婦人科治療

学会名

産婦人科治療

日・場所

第93巻 第3号(2006年9月号)

タイトル

二段階胚移植法

発表者名

後藤 栄*、塩谷 雅英**、野田 洋一*** 
英(はなぶさ)ウィメンズクリニック(神戸市) *不妊センター所長 **院長 
***滋賀医科大学産科婦人科学教室 教授

【要旨】

二段階胚移植のメリット
1) 初期胚移植、胚盤胞移植よりも高い妊娠率が得られる可能性がある
2)継続培養失敗による移植自体のキャンセルがないため、胚盤胞移植と比べ患者の精神的負担の軽減が期待できる。
3) 胚に対して in vivo(子宮内)とin vitroの両方の環境を同一周期に提供できる。
4) 一段階目の移植胚による子宮内膜の胚受容能の促進がおこなわれる 可能性がある。

二段階胚移植のデメリット
1) 多胎率が高い。
2) 培養期間の延長および移植回数の増加に伴う患者とスタッフの負担増。
3) 胚盤胞移植に伴うMD双胎のリスク。