英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

研究開発・学会発表

診療・治療

日帰りTCR癒着剥離の安全性と妊娠成績 Clinical outcomes of hysteroscopic adhesiolysis in patients with infertility

  • 第5回日本子宮鏡研究会学術講演会
  • 2022年2月15日 オンライン開催
  • 日帰りTCR癒着剥離の安全性と妊娠成績 Clinical outcomes of hysteroscopic adhesiolysis in patients with infertility
  • 江夏徳寿 岡本恵理、伊藤宏一、江夏国宏、山田弘次、山田愛、江夏宜シェン、林奈央、十倉陽子、片山和明、水澤友利、山田聡、苔口昭次、塩谷雅英

子宮内腔癒着に対する子宮鏡下癒着剥離術は広く行われており、近年では日帰り手術で行う施設も増えてきている。

当院では日帰り手術として2009年から現在まで45例の子宮鏡下癒着剥離を行っており、今回その治療成績を報告する。

 

対象45症例の年齢中央値は38歳で25例が出産後(うち14例が帝王切開後)、10例が流産手術後だった。

手術時間の中央値は16分で輸血や入院を要する合併症は認めなかった。

術後胚移植を行った症例は40症例(93周期)あり31症例(77.5%)が妊娠、25例(62.5%)が出産もしくは妊娠継続であった。

 

本検討の結果より子宮鏡下癒着剥離は日帰りで安全に施行でき、術後の妊娠、出産率も通常の胚移植の成績と比べて遜色ないと考えられた。

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