英ウィメンズクリニック

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研究開発・学会発表

診療・治療

LH 基礎値の高い卵巣機能低下症例に対する PPOS法(Progestin-primed Ovarian Stimulation)の 有用性について

  • 日本IVF学会雑誌
  • 2023年10月
  • LH 基礎値の高い卵巣機能低下症例に対する PPOS法(Progestin-primed Ovarian Stimulation)の 有用性について
  • 山田 愛,岡本 恵理,苔口 昭次,塩谷 雅英

要旨: 卵巣機能低下症例のART 治療では貴重卵の採卵に挑む機会が多いが,卵巣刺激中に,刺激に対
する低反応,早発LH サージ,予期せぬ排卵,空胞等の問題が生じやすく,卵巣刺激管理は困難を極める.当
院で採卵を行ったAMH 1. 1ng/ml未満の症例のうち,より卵巣機能低下が進行していると推定される,
卵巣刺激開始時のLH が10. 0mIU/ml 以上の高LH 症例を検討した結果,卵巣機能低下症例でも卵巣刺激
開始時のAFC が4 以上あればCOH を選択することで 4 個前後の採卵数が期待でき,比較的良好なART
成績が得られた.なかでも近年登場した,プロゲスチンによりLHサージを抑制しつつ調節卵巣刺激を行
う PPOS法を用いることで,胚質や妊娠率に負の影響を及ぼす可能性のある早発LHサージや早期黄体
化のリスクを心配することなく卵巣刺激管理が行えるというメリットが示唆された.

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