英ウィメンズクリニック

HANABUSA WOMEN'S CLINIC

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研究開発・学会発表

診療・治療

新クリニック開院1年後における受診状況とART件数推移及び今後の課題について

  • 第65回 日本卵子学会
  • 2024/5/18~19 神戸国際会議場
  • 新クリニック開院1年後における受診状況とART件数推移及び今後の課題について
  • 山上 一樹、北詰麻衣、田中はるな、古橋孝祐、江夏国宏、塩谷雅英

【目的】当院は兵庫県神戸市に本院があるが、2022年3月に阪神間である兵庫県西宮市に分院を開院した。開院後1年半が経過したので、当院の現状を分析するためART件数の推移および成績を集計したためここに報告する。

 

【方法】当院にてARTを開始した2022年5月から2023年7月までを対象とし、初回採卵時年齢、採卵件数、凍結融解胚移植件数および臨床妊娠率を集計した。加えて、院長外来の再診の予約数を集計し、時間帯ごとの予約枠の需要を検証した。

 

【結果】集計対象期間中におけるにしのみや院の採卵件数は1,432件、凍結融解胚移植件数は964件であった。平均初回採卵時年齢34.06歳であった。稼働日あたりの平均採卵件数および凍結融解胚移植件数は、2022年で3.40件/日、2.21件/日、2023年で4.82件/日、3.33件/日であり、採卵件数は約1.42倍、凍結融解胚移植件数は1.51倍の増加が見られた。また、臨床妊娠率は42.3%であった。時間帯ごとの平均予約件数は、10:30に7.4件で最多、次いで18:30の5.9件、18:00に5.4件の順に多かった。一方、13:30の予約数が平均3.0件で最少であった。

 

【考察】当院の採卵件数は日を追うごとに増加傾向にあり、不妊治療の需要の高さをうかがわせる結果となった。これには2022年4月から開始した不妊治療の保険適用も追い風になっていると考えられた。また、時間帯ごとの平均予約数から、午前中の早い時間および夕方の診察が好まれる傾向にあることが認められた。以上の結果より、当院の現在の運営状況は西宮市において不妊治療を希望する患者の需要にマッチしたものであることが示唆された。今後は、件数の増加に対して安全な治療を提供できる取り組みに力を入れていく必要があると考えている。

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